AV制作秘話

サバイバルゲームマニアの西郷さんと知り合ったのは、新宿のゲイバー(いつも飲み屋ですね)で、ショーで盛り上がって、いつの間にか一緒に飲んでるっていういつものパターン。
僕も昔、ミリタリー好きだったこともあり(アメ横の○田商店に通ったなァ・・)、西郷さんのもっているライター(手榴弾型)をきっかけにサバゲー話で盛り上がってました。
一度はやってみたいと思っていたサバゲー。そして、一度はAVを撮ってみたいと思っていた西郷さん。もう話は決まり!ですね。

さて話の内容は・・・。もちろんサバゲーありきなんだけど、どうやってAVネタを取り込むかってところで、西郷さんと喧々諤々。(新宿二丁目で何回朝を迎えたことか)
そして、できた話は(やはりというか)レイプモノ。
もちろん本格ロケで、サバゲーとくれば「青木ヶ原樹海」でしょ。
(でも、迷わないようにしなくちゃね、「AV監督・〇〇〇、撮影中に青木ヶ原で行方不明・・・」なんて新聞ネタじゃ笑えないし)

サバゲーとはいえ、実際にはゲームをするわけではなし、まあ早い話が、ミリタリールック野郎が、集団で別荘に住む深窓の貴婦人をレイプするって話になりました。

樹海 まずはロケハン。今回はこれが重要ですね。
西郷さんとふたり、中央道飛ばして河口湖経由で西湖近くの青木ヶ原へ。
路肩にクルマを停めて、いざ樹海へ突入。
「西郷さん、あんまり遠くへ行くと迷子になっちゃいますよ・・」と心配な私。
いろいろ回って、やっと何箇所かいい場所を見つけて一安心。
帰りに名物の「ほうとう」食べて帰路につきました。

女優の面接も済んで、セーラー服の似合ういい子に決まったし。
ストーリーもいい話ができたし、とあとは当日の天気を祈るだけ。
と、その前に、今回は集団レイプモノだし、僕もちょい役で出演させてもらえそうなので、アメ横に買出しに行かないとね。

さてさて、撮影当日。
皆さん日頃の行いがよいのか、秋晴れに恵まれ、いざ出発。

9時現地(前日から借りてる別荘に)到着、早速撮影の準備に入る。
そして・・・西郷さん、ミリタリールックに着替えて登場したら、女優さん含め現場のスタッフみんな唖然!としちゃいました。
だって、ひとりだけモノホンみたいに、チョー本格装備。
(スタッフのひとりが、そのまま○衛隊の富士演習場へ行けますね、だって)
「でも、そんなカッコでレイプできるんですか?」と心配な私。
「監督、ご安心を。レイプの時は、もっと身軽な装備に早代わりするから。」ですって。

まずは、ご婦人がお散歩をするシーンから。
中年ハイカーさん達とすれ違う。興味津々でいろいろ聞いてきやがる。(うるさいので、さっさと退散)

天気もよく、撮影は順調にすすみ、まずは最初のカラミ。
女子校生とその彼氏のアオカン・シーンから。
女優が大木を抱えてバックから・・・・、静かな森に女子校生の喘ぎ声がこだましました。


テーマはサバゲーですから、本格的ではありませんが、ゲームのシーンももちろん撮影です。
西郷さんも私も、張り切りモードで楽しかったです。
(私的にはここが一番楽しかったな、なんていうと西郷さんに怒られそうですが・・)

さて、いよいよレイプシーンの撮影開始。
将校役?にはもちろん西郷さん、私は「その他大勢」の中のひとりとしてちょっと出演。
西郷さん、レイプシーンでは、先ほどから衣装替えして身軽そう(だけど、本格的)なミリタリーで登場です。
ミリタリーとセーラーのセックスシーン。(セーラー服も元は海軍でしょ、だからかあんまり違和感なかったですよ。<ホントか?)

野外でのロケは無事終了、最後に別荘に帰ってもう1シーン。
実は、これサバゲー西郷さんならではの趣向。
女優にもミリタリーウェアを着せて、その女将校?を犯すという設定です。
(こういうマニアならではっていうの大好きです)
女優のウェアはもちろん、西郷さんが準備した本格的な一着。サイズもぴったりでカッコよかったです。
もちろん全部脱がさない着衣系のカラミでなかなかエロかったです。
いろいろ装具を付けてのカラミで、ガチャガチャとした音がよりリアル感をもって響いていました。

------------------------------------------------
場面プレビュー
エドワード大佐役(西郷さん)
キャサリン将校役(女優B)

セットは、寄宿舎風のロッジにキャサリンを呼び出し、エドワードがセクハラする、という設定。
最初は上官のエドワードに逆らえないキャサリンだが、身の危険を感じ激しく抵抗する。
エドワードも本気となり、キャサリンは組み敷かれていく。

------------------------------------------------

それにしても西郷さん、いったい衣装代はいくらかかっているんですか?

と、すべての撮影を終えて、東京に戻ったのは(途中の事故渋滞で)日が変わる頃になってしまいました。

編集も終え、パッケージは富士山をバックにミリタリーで決めた西郷さん(もちろん顔はペインティングでわからないようになってます)と女子校生という、なんともミスマッチでキャッチーな、B級っぽい仕上がりで、西郷さんにも気に入ってもらえました。

一覧に戻る

Copyright 2009 VIP Corp.