フェラ王女の秘密(前編)のつづき
荷物を積み終わり、レストランに入ろうとした時、携帯が鳴った。
クロサワ「はい。もしもし?」
男優「ははは。あの。監督っ。はははは。出ちゃいました。」
クロサワ「えっ?」 部屋を出てから10分ちょっとである。
カメラマンが心配そうに、私の顔を覗き込む。
急いで私たちが部屋に行くと、笑いながら男優が出てきた。
男優「やられちゃいました。。。」
真っ暗な部屋の奥に、彼女が背中を向けて座っている。
カメラマンは、しょうがないなという顔をしながら、
「じゃあ、先に軽くシャワー浴びさしてね・・・」と、男優と入れ替わり部屋に入っていった。
あらためて私と男優はレストランに向かう。
男優「すいません・・・気づいたら、出ちゃいました。・・・」
ブッフェスタイルのレストランで、男優は「いゃ~気持ちよかった。」
と独り言を繰り返しながら、皿にテンコモリの料理をとっている。
何が40分持ったらハメちゃうだ・・・!(怒)プロか?
クロサワは、いつカメラマンが帰ってくるかと思うと、食事どころではない。
そんな私の前で、性欲を満たした男優が、今度は食欲を満たしている。
ところが、私の予想に反して、カメラマンはなかなか帰ってこない。
時計を見ると30分を超えている。と、その時。
カメラマン「監督!」
男優「おお!、お疲れ様でしたっ! 女優さんギャラなくて残念だったね。(笑)」
クロサワ「女優さんは来るの? 食事でもどう?」
かわいそうな結果になったなと思い、慰めの言葉を考える。
カメラマン「それが・・・自分も、出ちゃいました・・・・」
クロサワ「えぇっ!? 30分以上経っているでしょ?」
カメラマン「いえ、実は・・・」
カメラマンは、シャワーと言いつつ、念のため自分で出したそうだ。
そして、戦いに望んだらしいが・・・
あまりのテクニックに10分も持たなかったらしい。
カメラマン「監督。。、とにかく、すごすきです。あっという間に気持ちよくなっちゃいました。」
カメラマン「監督!お願いします。!!!」
私は重い足取りで部屋に向かった。
薄明かりの部屋に入ると、彼女は窓から外を眺めていた。
クロサワ「いや~、カメラマンも男優もまいったって・・・」
王女「横になってください・・・」
クロサワ「もう、実力はわかったから、俺はいいよ。それよりシャワー浴びて下に食事でも行こうよ。」
王女「先に、監督のを食べます。」
クロサワ「やってたら、食べ放題おわっちゃうよ。・・・」
王女「きっと、すぐ出ちゃいますから、大丈夫ですよ。」
闘うしかないと思った。
クロサワ「じゃあ、シャワー浴びるよ」
王女「そのままでいいですよ。」
クロサワ「即尺か?」
王女「さっきのカメラマンさんも、シャワーでオナニーしてましたし・・・ずるいですよ。」
クロサワ「じゃあ、さっと流すだけ・・・」
王女「私、そのままのニオイが好きなんです。」
先ほど撮影してた王女とは、別人の様なオーラがでているのを感じた。
私がベッドに横たわると、王女はカーテンを閉めた。
完全にまっくらな部屋の中で、ズボンを脱がされ、王女は私にまたがった。
王女「のこり時間は、15分で~す。」
腕時計のアラームをセットする楽しそうな王女の顔が、バックライトに照らされてぼんやりと見える。
王女「私、本気モードの時にはしゃべりませんから。それじゃ、ちょっとおトイレに行ってきますけど、戻ったらスタートですよ。」
私は、暗闇の中待っていると、洗面所から戻った王女は私に腕時計を見せてスタートボタンを押した。
しかし、いきなりはパクついてこなかった。
私の広げた足の間に体を入れてくると、両手で優しく撫でそして・・・
「スゥーッ。」「スウーーーーッ。」 (空気を吸い込む音か?)
どうやら咥える前に、匂いを嗅いでいるらしい。
もしかして、相当なグルメかもしれない・・・
フォラ王女の秘密(後編)に続く。