6月5日(日)札幌 新人AV女優面接
ProM は、飛行機の中でもはしゃぎまくりであった。
アテンダント「○○様、ご搭乗ありがとうございます」
ProM「えーっ。!なんで、俺の名前を知ってるの?」
ProM「夜とかは、暇かな?」
アテンダント「・・・」
恥ずかしい ProMの言動に、クロサワは他人のフリをしていた。
以前、国際線のファーストクラスでは、確かに搭乗する時に名前で呼ばれていましたが、Jでも顧客名で呼ぶ様になったのでしょうか?
当日の面接は、狸小路に近いホテルで行った。
7人の面接を次々としたが、どれもぱっとしない。
(面白い女の子たちなので、また機会があればここで紹介したい。)
面接も最後の一人となったが、その子がなかなか来ない。
ProM「クロサワさん、最後にとっておきのがきますから、期待しててください。」
女の子の到着待ちに休憩する事になり1階に降りた。
ホテルのロビーで、ProMが女の子に携帯をかける。
ProM「クロサワさん、狸小路にいるらしいです。」
どうやら、期待の女の子は、近くまで来ているらしいが、AV面接の決断がつかないらしい。
ホテルの玄関先に出ると、外は雨になっていた。
ProM「大丈夫だよ、恥ずかしくないよ・・・」
しきりに、説得するProM
ProM「じゃあ、ホテルの玄関にいるから、うちらの事、わかる?」
その時クロサワは、狸小路の方に、携帯で話をしながらこちらを見ている女性と目があった。
その女性は、小さく会釈をすると、我々に近づいて来た。
クロサワは、その期待の女性のバディに、玄関先で身動きができなくなった。
期待の女の子「はじめまして・・・」
ProMも、その女の子を見て、声も出ないままボーゼンとした。
多分100キロはあるかと思う、そのバディとは似つかぬかわいい声で、その女の子は言った。
「あんまり、見られると、恥ずかしいです。・・・」
残念ながら、面接どころではないが、話しを聞くとギャラ100万円ならAV出演を考えてもいいという。
丁重にお断りしてお引取り頂いた。
ProM「すんません。クロサワさん」
クロサワ「どうしたの? 期待の子だったんでしょ?」
ProM「ええ、めっちゃかわいかったんですけど」
クロサワ「写真に騙されたとか?」
ProM「ネット応募だったんですけど・・・」
クロサワ「昔の写真だったとかか?」
ProM「いえ、写真じゃなくて・・・」
クロサワ「?」
ProM「アバターすごいかわいかったんで・・・」
どうやら、ProMはネット応募してきたその子のアバターを見て、かわいいと思い込んだらしい。
クロサワ「あのね、アバターはAV出演できないから」
ProM「ですよね~。・・・」
ProM「アバターもエクボ なんちって。はは・・・」
オヤジギャグと札幌の夜の雨は冷たかった・・・。