「女優のたまご」(以下 たまごっち)から電話がかかってきた。
たまごっち「今から、拉致って!」
クロサワ「はぁっ?」
落ち着かせて話しを聞くと、テレビを見ていてヒロインを演じたくなってしまった様だ。
丁度、暇だったので付き合うことにした。
クロサワ「で、どういう設定?」
たまごっち「今、自宅なんだけど、近所に潜んでいて、私が買い物に出たとき突然拉致られちゃうの・・・」
「それで、アジトに連れて行かれて縛られて・・・やられちゃうの・・・いゃあ~っ!ガクガクッ」
クロサワ「おいおい、電話で勝手にいくなよっ!」
たまごっち「はぁはぁ・・・」
クロサワ「・・・でもさ、ロープとか今ないよ。」
たまごっち「じゃあ、一緒に買いに行こっか」
と、いう訳で東急ハンズにロープを買いに行きました。
クロサワはハンズ好きです。訳のわかんないものも多いし、面白いもの見つけるとそれを使ったプレイを想像しちゃって、気がつくと股間が膨らんじゃったりしてます。
たまごっち「きゃあ~っ。あるあるっ! いろんなロープが、あるある探検隊っ!」
周辺の視線が集まると余計に喜ぶたまごっち。(冷たい視線って気づかないか? 空気読めよっ!)
ちょっと距離を置いていたクロサワに、「監督っ~」なんて大声で叫ぶもんだから更に回りが、「えっ?映画監督がいるのか?」なんて顔されちゃいました。
ロープの質と色を選ぶのに、延々30分以上はかかって、まだ決まりません。
たまごっち「うーん。赤いのも素敵」
クロサワ「・・・」
たまごっち「こっちは、肌触りがよさげっ」
突然、胸元をはだけてロープをオッパイにスリスリスリッ!
クロサワ「おいおいっ!」
たまごっち「あ~ん。2006年カラーの白もトレンドッ」
やっと、「黒」に決まって店員さんを呼びました。
店員「何メートルにしますか?」
すると、
たまごっち「椅子に縛って動けない様にできる長さっ」
店員「・・・」
店員とクロサワは金縛りにあった。
クロサワ「え~っと、4メートルでいいです」
店員「あっ、はい。」
たまごっち「これって、キツク縛ると、お肌に跡とか残りますか?」
店員「・・・」
クロサワはたまごっちの口を縛りたかった。
さて、たまごっちのシナリオによると、彼女が買い物途中、目の前に突然ワゴン車が「キキーッ」っと止まり、男が降りてきてたまごっちを無理やりワゴン車に拉致る。
気がつくと、椅子に縛られていて数人の男に次々と陵辱されてしまうのだが、GPS携帯だったために彼氏が助けて来てくれて、悪人を退治する・・・。
ヒロイン「もう、私、お嫁さんになれない・・・」
ヒーロー「俺が、お前をもらう!」
ヒロイン「えっ?、でも私、汚い体になっちゃったんだよ」
ヒーロー「俺が綺麗にしてやる」
ヒロイン「嬉しい・・・」
たまごっち「そして、二人はからみあうのだった。HAPPY END」
クロサワ「・・・」
たまごっち「こんなストーリーなんでつけど、ヨロシク」
クロサワはスタッフに電話しワゴン車を手配しつつ、たまごっちの家に向かった。
家につくなり、たまごっちはトイレに入って出てこない。暫くして中から吐息が漏れてくるのが聞こえた。
たまごっち「あああっ・・・。」
どうやら、たまごっちは自分の考えたシナリオでオナニーして、もう気持ちよくなってしまっているらしい。
クロサワは外でスタッフの到着を待った。
そしてスタッフが配置につき、拉致る準備が整ったのでたまごっちに電話する。
クロサワ「さあ、うちらスタンバイしてるから、いつでもOKよ!」
たまごっち「わかった。」
しかし、待てど暮らせど出てこない。
あまりにも長いので、もう一度電話した。
クロサワ「どうしたの?」
たまごっち「あのさ、、、疲れちゃった・・・。」
クロサワ「はぁ~っ!」
たまごっち「ちょっと、逝きすぎちゃったみたい。」
クロサワ「お前さあ・・・」
クロサワはスタッフとともにたまごっちの自宅に入り強制連行した。
たまごっち「やめてぇ~」 顔も声も嬉しそうだ。
車の中でスタッフが手足を押さえたので指マンすると、すぐにピピュー!っと潮を吹く。
たまごっち「すごすぎ! ガクガクッ。」
両足のつま先を伸ばしきり全身痙攣している。ピクピクッ!
たまごっち「あ~。!。また、逝っちゃったヨォッ。」
ホテルでは、イラマチオで総口撃。
そしてお待ちかね、椅子に黒ロープで縛っておもちゃでズコズコ。
たまごっち「もう、ダメ。癖になる。サイコ~!」
お仕置きしまくりの一日でした。
PS
たまごっち「ロープ、もっと長いほうがいい・・・」