前編のつづき
約束のホテルのレストランに行くと、既に凛は来ていた。
しかも、さらに見違えるほどドレスアップしていた。
その時、クロサワは気がついた。凛が単体女優である事を。
クロサワ「今、気づいたよ・・・。売れてるらしいね。」
凛「えへへへっ。内緒です。」
クロサワの好きなドンペリで乾杯。
凛「私がまだ、爬虫類だった頃。早く人間になりたかったなぁ・・・」
クロサワ「ははは!」 ギャグは健在の様だ。
凛「差別はダメだといいながら、ルックスって重要ですよね!」
クロサワ「・・・」
凛「今日は、おごっちゃいます。!」
クロサワ「おっ、羽振りいいね。でも、貯金もしろよっ!」
凛「監督だぁけでした。。。爬虫類だった頃、餌をくれたのは・・・」
クロサワ「ぷぷぷっ!」噴出してしまった。
ドンペリのガブ飲み3本目で、かなり酔いが回っている様だ。
凛「部屋に行きませんか?」
部屋に入ると、抱きついてきた。
凛「プライベートではセックスしてませんからぁぁぁぁ。」
凛は、そう言うと、クロサワが息もできない程に舌を入れてきた。
そのままクロサワはベッドに押し倒され、凛が上にまたがると、さらに激しいディープキスをしてきた。
クロサワもさすがに息苦しくなって、大きく口を開けた。
次の瞬間、凛はなんの予告もなしに、クロサワの口の中に、思いっきり、ゲロを吐いた。
「ゲェロゲェロゲェロロロロッ」
凛はクロサワに顔面ゲロ射すると、そのまま眠りについた。
勝手に射精して背中を向けて寝られた女の気持ちがちょっとわかった気がした。