「AVカメラマンへの道①」のつづき
きゃめら「黒澤さん、じゃあ次はハメドリしますか?」
(君は、いつから監督だ!)
クロサワ「いいよ、朝の続きから撮るよ、テープ交換して。」(嫌味である)
きゃめら「え?、さっきは何にも撮ってなかったので、大丈夫っすよ」
(通じてない・・・)
クロサワ「そっか、今度から REC は必ず確認してよ」(優しく教える仏のクロサワ)
きゃめら「また押してなかったら、教えてくださいね。」(はぁ?、あきれた根性だ。)
クロサワ「キュー出しの前から、押すんだよ。(RECを)」
きゅめら「よし、次の撮影は、リベンジするぞ!。まさに、セックス・サバイバル」(人の話をぜんぜん聞いてない。)
クロサワ「じゃあ、朝の続き行くよ~、ツナギの確認して! 女優さんのメイク直して!」
現場はいつもの雰囲気に戻ってきた。スタッフは全員プロである。きゃめらを除いて・・・
プロカメラマン「さてと・・・。俺が撮るよ。君はあっちでコスってな!」
(おお!、カッコイイ。渋いセリフだ。ありがとう山ちゃん。やっぱ新人は OJT でタタキ上げていかないと、だめだよなっ。)
AD「監督~、スタンバイです。」(スタッフがクロサワの指示を待つ)
クロサワ「OK!、それじゃラスト、さっきの続きでバックから入って 3分頂戴。それから正常位で、フィニッシュ顔射でっ!」
ワカナ「あ~ん。もう、オ○○コヌレヌレ、あぁ~ん 早くきてぇ~」 ?
さすが、プロのAV女優。現場の雰囲気を盛り上げる。
それに呼応する様に、男優も自らの武器をビンビンに膨張させ、壮絶なクライマックスに向けてスタッフ全員のテンションが高まってきた。
クロサワ「それじゃ、本番」(カメラもRECに入る)
クロサワ「3、2、1」
と、その時! 緊張感みなぎる現場に大声が響き渡る!
きゅめら「アクション!」
プロスタッフ全員の目が、部屋の片隅でチンチンを握り締める「カメラ小僧」を見た。
クロサワ「お前、帰れ!」(仏の顔も三度までである)
おしまい